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上海蟹
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チュウゴクモクズガニ、つまり上海蟹です。
中国の長江沿いから広い地域の川に分布しております。
はさみは金色、毛は黄色い色です。
淡水性の為、幼生は、海水から汽水域で育つ為、親蟹は産卵のため河口や海岸に移動します。
海の蟹と比べると小さい為、脚の肉などは少なく食べつらいですが、甲羅の中の内子や蟹味噌は非常に濃厚で美味しいです。
栄養価もタンパク質やビタミンB12を多く含みます。
しかし、この上海蟹、上海、香港等で、秋を旬としていて重要な食用種ですが、アメリカやヨーロッパなどでは、侵略的外来種として問おります題視されております。
ヨーロッパでは、20世紀の初めにドイツで確認されております。
それ以来、広範囲に分布を広げております。
在来の淡水ガニをまたたくまに駆逐してしまいます。
アメリカなどは、広がりを防ぐためには一切の商取引を禁止しているそうです。
上海蟹が瞬く間に分布を広げる理由は、欧米の淡水ガニと違い陸を移動して他の水地への行けることだと書いてありました。
ドイツでは、魚網を破壊し魚を築けて堤防を破壊し氾濫させているとのことです。
しかし、ドイツ漁民は、このカニを中国レストランへの販売をするという解決方法を選んだということです。
以前は、せっけんで動物飼料に作り変えたり、また殺しておりました。
目に見えた効果はなかったようです。
最近では、多くの漁民が上海蟹漁をおこなっています。
日本ではこのような話しを私は聞いたことがありませんが、どこかで繁殖しているのでしょうか?
日本の上海蟹は、モクズガニだそうだ。
上海蟹戸味はほとんど同じだそうだ。
中国の上海蟹と違い、清流で育っているので新鮮だそうです。
新潟で味わえる事が出来ます。
郷土料理としては、寿司、煮物、釜めしにする所もあるそうです。
新潟に行った時は、是非食べてみたい一品です。
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